芦屋市教育委員会は卒業生・保護者・市民の切実な声を無視して
「市芦廃校」を強行議決、しかしこれからが始まり(2001.10.8)
10月5日、市民の会は「審議に入る前に市民、教職員と十分教育論議を尽くしてほしい」旨申し入れたが、応対した佐藤管理部長は、木で鼻をくくった態度で、「意見は十分聞いた。平行線だ。次回は審議に入る」と繰り返すのみだった。そのため、10月8日の教育委員会で直接教育委員に対話の申し入れを再びしなければならない事態になった。
10月8日、教育委員長が森輝彦氏から朝日千尺氏に交代していた。しかし、前回の経過からして教育委員長は傍聴者に対して、前回批判・質問された点に関して教育委員会としてどのような論議をしたか、答える必要があった。ところが、朝日千尺教育委員長は一方的に開会を宣言するや、抗議の声を無視して形だけの議案説明を佐藤管理部長にさせ、説明の声さえ全く聞こえない状況にもかかわらず、全員賛成として「2005年度募集停止、2006年度で廃校」を議決した。まさしく、形式だけの議決であった。傍聴した市民からは「これが教育行政をになう人たちのやることか」「権力横暴だ」との批判が上がった。
その後も市民、卒業生、教職員の怒りの声はおさまらず、応対した佐藤管理部長に対して、「私の子どもにも教育の権利を保障して下さい」「市芦のことをあなたはどれだけ知っているのですか」「私たちにとっては市芦はなくてはならない学校なんです」と抗議が続いた。
しかし、教育委員は私たちの前に二度と顔を表すことはなかった。
まだ、廃校が決まったわけではありません。教育委員会の議決はまあ始まりに過ぎません。市議会があります、選挙があります。市民の力で市芦を存続させましょう。
市芦があって何が悪いねん!市民の会